【8月12日 AFP】英国南部サリー(Surrey)州の畜産農家の牛が家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫(Foot and mouth disease)に感染し、監視区域外の農家への感染拡大が懸念されていた問題で11日、感染が疑われた4件目の農家で飼育されている家畜の安全性が確認され、英政府のウイルス封じ込め策が奏功していることが示された。

 環境省の発表によると、感染が疑われていたのはサリー州Dorking付近の農家で飼育されている家畜。検査を実施したところ、口てい疫には感染していないことが判明し、一時的な立ち入り禁止措置が解除されたという。同農家は、感染が最初に確認された農家から約16キロメートル離れている。

 3日に最初の感染事例が確認された後、関係当局は監視区域を設定していたが、同区域の外に位置する農家で感染が疑われたことから、畜産業者らの間では、ウイルスが拡散している可能性があるとの懸念が高まっていた。

 10日には、感染が疑われていた3件目の農家についても陰性という結果が得られており、2001年に畜産業界への大打撃をもたらした口てい疫のまん延が再発することを懸念していた畜産業者らは胸をなでおろしている。(c)AFP/Phil Hazlewood