【8月10日 AFP】英国南部の農場で家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫(foot and mouth disease)が発生した問題で10日、南東部サリー州(Surrey)ギルフォード(Guildford)で口蹄疫が第1の監視区域外の農場に拡大した恐れが浮上した。口蹄疫は感染力が強いことから、畜産業者らの間で不安が高まっている。

 事態を受け、環境・食糧・農村省(Department for Environment,Food and Rural AffairsDEFRA)のデビー・レイノルズ(Debby Reynolds)獣医局長は同日、周辺の家畜牛への初期検査では「軽度の」症状しか確認できず、現時点では「結論を出せない」とする声明を発表。

 一方で「感染は拡大傾向にあると言える。ウイルスの封じ込めと撲滅が依然として最優先課題だ」と述べ、警戒体制を強化する方針を明らかにした。当局はすでに当初の監視区域以外にも新たな監視区域を設け、感染が拡大した恐れのある農場の牛を対象に緊急検査を進めているという。(c)AFP/Phil Hazlewood