【8月10日 AFP】英環境・食糧・農村省は10日、家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫が当初の監視区域から拡散している恐れがあるとして、発生が確認された英南部サリー(Surrey)州パーブライト(Pirbright)の研究所から数キロの地点に、新たに監視区域を指定した。

 場所は同州内で、当初の監視区域の域外だとしているが、具体的な地名は明かさなかった。獣医局職員の検査ではっきりした結果が出なかったための予防措置と説明している。

 当局は前日に家畜の移動禁止を緩和させたばかりだった。(c)AFP