【8月9日 AFP】ロシア政府系独占企業ガスプロム(Gazprom)がベラルーシ向けのガス供給を削減すると警告していた問題で8日、ベラルーシ側が未払い額4億5600万ドル(約546億円)を完済したため、同問題をめぐる両国間の対立は解消された。

 ガスプロムの広報担当者はAFPに対し「8日に、ベラルーシのパイプライン運営会社、ベルトランスガス(Beltransgaz)から、今年上半期の未払い分のうち振り込みが済んでいなかった分の支払いを受け、全額が完済された」と語った。

 前週、ガスプロムが「ベラルーシが8月3日までに未払い額を完済しなければ、同国へのガス供給を半分近く削減する」と警告したことから、欧州連合(EU)はロシアと旧ソ連圏ベラルーシの間で生じた対立に警戒感を募らせていた。

 ロシアから西欧州諸国へのガス供給のうち約20%は、ベラルーシを経由している。(c)AFP