【8月8日 AFP】フィンランドのラップランド(Lapland)地方で、樹齢780年のシルベスター松(sylvester pine、学名:pinus sylvestris)の木が発見された。フィンランドの研究機関、Metla tree cultivation research instituteが7日、発表した。

 2006年、森林火災の調査中に発見されたこの木は、フィンランド国内で確認された仲間の木の中で、これまでで最も樹齢が長い。科学者たちが幹の一部を分析し、樹齢を特定した。

 研究員のTuomo Walleniusさんは「この木は生きているが、あまり状態が良くない。今後どのくらい生き続けるか、予測は難しい」と語る。幸いなことに、この木は厳しい立ち入り規制のあるロシアとの国境地帯に生えているため、特別に保護する必要はなさそうだ。

 シルベスター松はスカンディナビア(Scandinavia)半島、シベリア(Siberia)および東欧に分布する。フィンランドは国土の7割を森林が占めるが、北部のロシア国境付近には特に深い原生林が広がっている。(c)AFP