【8月7日 AFP】天安門広場(Tiananmen Square)に掲げられた故毛沢東(Mao Zedong)中国国家主席の肖像を模した韓国のペットショップの看板が、ちょっとした外交問題に発展しかけた。

 この看板は、韓国ソウル南方の龍仁(ヨンイン、Yongin)にあるペットショップのもので、毛主席の顔がイヌのように描かれていた。

 これに気づいた中国人留学生が、看板の写真をインターネットに投稿したことから、中国で苦情が噴出。中国政府は、駐北京の韓国外交官を召喚し、看板は「建国の父」である毛主席への侮辱だと抗議した。

 龍仁市当局のチェ・ビョンカン(Choi Byong-Kwan)氏がAFPに語ったところによると、問題となった看板は3年前に掛けられたもので、ペットショップのオーナーに悪気はなく、看板が中韓の関係を損ねる原因となっていることを理解したオーナーは2日、この看板を取り下げたという。

 朝鮮日報(Chosun Ilbo)によると、ペットショップのオーナーはこの看板を掲げた理由について「可愛いと思ったから」と語っている。

 1976年に死去した毛主席の遺体は、天安門広場の毛主席記念堂に安置されている。(c)AFP