【8月6日 AFP】米国、イラン、イラク当局による、イラク情勢安定化に関する治安委員会の初会合が6日、イラクの首都バグダッド(Baghdad)の厳重警戒区域グリーンゾーン(Green Zone)内にある首相官邸で開かれた。

 駐イラク米国大使館のある外交官は「会合は治安分野の専門家レベルのもので、イラクが主宰する3者会合。知る限り、議論されるのは治安問題だけ」と語った。

 国営イラン学生通信(ISNA)も、同国のハッサン・カゼミコミ(Hassan Kazemi Qomi)駐イラク大使の談話として、イランと米国による会合が6日にバグダッドで始まると報じた。同大使によると、今週の米国側との会合では、3者による治安委員会の構成や責務についての議論が見込まれる。

 7月24日にカゼミコミ大使と、米国のライアン・クロッカー(Ryan Crocker)駐イラク大使がそれぞれ率いる代表団が行った第2回目の大使級協議では、イラクの治安回復に関する方策について合意に至らなかったものの、3者間の治安委員会を設置することでは合意していた。また、新設される委員会で、イラク国内の武装勢力の活動阻止や、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の取り締まり、イラン-イラク国境の警備強化などを協議するとしていた。一方で、武器供与などイランの関与が非難されているイラク国内のシーア派武装勢力の対策については言及されていなかった。(c)AFP