【8月5日 AFP】サッカー、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のオリバー・カーン(Oliver Kahn)は、最後のシーズンとなる自身通算21度目となるリーグの開幕を心待ちにしている。

 いつも強気な言い方をするバイエルン・ミュンヘンのカーンは、2006-2007シーズンのリーグを4位に終わり11年ぶりに欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)への出場権を獲得出来なかったチームの不振を、気迫の欠如と厳しく非難していた。

 そしてチームは2007年の夏の移籍市場で6900万ユーロ(約112億円)を費やし、フランク・リベリ(Franck Ribery)をはじめルカ・トーニ(Luca Toni)やミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)を獲得するなど積極的な動きを見せた。新たな才能の加入がカーンに自身最後のシーズンでいくつかのタイトルを獲得出来るのではないかと思わせている。

 独大衆紙ビルト(Bild)にカーンは「私は郷愁や哀愁に浸っているわけではない。むしろ高揚感を感じる。私はもう20年以上もこの仕事をやってきているが、それでも07-08シーズンの開幕は待ちきれない」と語っている。11日に行われる開幕戦でバイエルン・ミュンヘンはホームで07-08シーズンから1部に昇格したハンザ・ロストック(Hansa Rostock)と対戦する。

 バイエルン・ミュンヘンは、既にプレシーズンに行われたドイツ・リーグカップ(German League Cup)でリベリは2試合で3得点を挙げる活躍を見せ優勝を果たしている。しかしシュツットガルト(Stuttgart)やシャルケ04(Schalke 04)に勝利してもカーンは、リーグでの熾烈な優勝争いに疑いを持っていない。カーンは「シュツットガルトとブレーメン(Bremen)は間違いなくリーグカップの時とは比べ物にならないくらい強いだろう。また攻撃力や意欲に関しては上位陣に大きな差はないだろう」と話している。

 さらにカーンは「マルセル・ヤンセン(Marcell Jansen)、ハミト・アルティントップ(Hamit Altintop)、ゼ・ロベルト(Ze Roberto)の加入がチームを再建させている。新しい選手は常に新しいエネルギーをチームにもたらしてくれる、チームの皆が08-09シーズンの欧州チャンピオンズリーグの出場権獲得を目指しているし、それがチームにいい影響を与えている」と語っている。

 カーンは特にオリンピック・マルセイユ(Olympique Marseille)から2600万ユーロ(当時約42億円)で移籍してきたリベリを、「天賦の才能を持っていて、リベリが次にどんなプレーをするのか誰にも想像出来ない」と07-08シーズンのブンデスリーガのスター選手の一人になるだろうと高く評価している。また「リベリは引退したメーメット・ショル(Mehmet Scholl)が着けていた背番号7を受け継いだ、それは彼にとって相応しかった。なぜならリベリは控室ではチームメイトを奮い立たせているからだ。私はリベリのような選手を見て、07-08シーズンのチームの躍進を予感している」と語っている。(c)AFP/RYLAND JAMES