【8月3日 AFP】アフリカのシエラレオネ北部の沖合で2日夜、乗客200人を乗せたフェリー「Amunafa」号が悪天候のため転覆し、少なくとも50人が死亡、148人が行方不明となっている。首都フリータウン(Freetown)の港湾当局者が3日、AFPに明らかにした。これまでに救助されたのは、2人にとどまっている。

 現地のラジオ局「Radio Kolenten」によると、「Amunafa」号はBailor村付近の沖合で悪天候に見舞われ、午後10時ごろ(現地時間)に転覆したという。

 フェリーは船外モーターを動力とする定期船で、物資や旅客を積んで沿岸部の町や村を往復していた。事故当時は乗客のほかにコメを300袋積載して、フリータウンからRokumi村に向けて航行中だった。(c)AFP