イラク国民議会 法律を成立できないまま夏休み入り
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【7月31日 AFP】イラク国民議会は30日、米政府が国民和解の印として求めている「石油収入の再分配」「地方選挙の実施」「バース党(Baath Party)員の公職復帰を認める」などの法案を1つも通過させないまま会期を終了し、9月4日まで約1か月間の夏休みに入った。
議員らは「休暇は憲法でも保証されている」と主張。法案が通過していない点について、ある議員は「宗派間の考え方の溝が埋まらず、米政府が求める法案成立には至らなかった。こうした話し合いのため休暇をむしろ1か月に短縮せざるをえなかった」と説明した。
実際、スンニ派の閣僚6人は、自分たちの要求をのまない場合はヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相の連立政権から離脱すると息巻いている。
イラク駐留米軍指令官らは9月にイラク情勢報告書を米議会に提出することになっており、立法面の前進が期待されているが、「会期の短縮」によりそれが不可能な情勢となり、米政府のイラク政策には大きな打撃だ。
イラクは前日29日にサッカー・アジア杯で初のアジア王者に輝き、国民からは「政府は、宗派や民族を超えて優勝を勝ち取ったチーム同様にチームワークを発揮し、使命をまっとうすべき」と、政府への不満が噴出している。(c)AFP/Ammar Karim
議員らは「休暇は憲法でも保証されている」と主張。法案が通過していない点について、ある議員は「宗派間の考え方の溝が埋まらず、米政府が求める法案成立には至らなかった。こうした話し合いのため休暇をむしろ1か月に短縮せざるをえなかった」と説明した。
実際、スンニ派の閣僚6人は、自分たちの要求をのまない場合はヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相の連立政権から離脱すると息巻いている。
イラク駐留米軍指令官らは9月にイラク情勢報告書を米議会に提出することになっており、立法面の前進が期待されているが、「会期の短縮」によりそれが不可能な情勢となり、米政府のイラク政策には大きな打撃だ。
イラクは前日29日にサッカー・アジア杯で初のアジア王者に輝き、国民からは「政府は、宗派や民族を超えて優勝を勝ち取ったチーム同様にチームワークを発揮し、使命をまっとうすべき」と、政府への不満が噴出している。(c)AFP/Ammar Karim