【7月30日 AFP】29日に投開票が行われた参議院選挙の最終結果が30日、明らかになった。自民党は過去最低だった1989年の36議席に次ぐ大敗を喫し結党以来初めて、参議院で第1党の座を明け渡すこととなった。

 安倍晋三(Shinzo Abe)首相率いる自民党と、連立を組む公明党が確保したのは、改選議席121議席のうちわずか46議席で、改選前の76議席から大きく減らした。自民党のみでは37議席で、改選前の64議席からの大幅減となった。

 自民党は1955年の結党以来、1993-1994年の10か月間を除いて、常に政権を維持してきた。その短い10か月間でさえも、同党は衆参両院で第1党の地位を確保していた。議会第1党の座を明け渡すのは同党史上初めてとなる。

 一方、民主党は60議席を獲得し、改選前の32からほぼ倍の議席を確保して、結成以来初めて議会で第1党となった。

 今回の選挙は、連立与党が絶対安定多数を占める衆議院の勢力分布には影響を与えないため、自民党が率いる連立政権が維持されることに変わりはない。

 そのほかの党では、共産党が2議席減の3議席、社民党が1議席減の2議席となった。(c)AFP