英首相、米との関係強化を示唆、キャンプ・デービッドでの会談控え
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【7月29日 AFP】ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)英首相は28日、首相として初のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領との会談を控え、米国と距離を置いた政策をとらない姿勢を明らかにすると同時に両国の関係強化を示唆した。
ブラウン首相は声明で、「米国とは最も重要な2国間の相互関係にあり、国益にかかわる。英米関係は、自由、個人に与えられる機会、および個人の尊厳について共有する価値観に基づくものであり、この価値観のため、今後数年先には両国の関係はいっそう強固なものになる」と述べた。
声明は、与党・労働党(Labour Party)内で米国との関係強化に批判的な議員をけん制した内容とも読み取れる。中道左派・労働党のトニー・ブレア(Tony Blair)首相が率いた前政権は米国の右派・共和党(Republican Party)の米ブッシュ政権との緊密な関係を築いていた。
英首相の報道官によると、ブラウン首相は29日から2日間、ワシントン近郊のキャンプデービッド(Camp David)に滞在し、ブッシュ大統領と両国のイラク問題への関わり、イラン核問題、中東の和平プロセス、ダルフール(Darfur)問題などについて協議する。
ブラウン首相は会談の後31日、ニューヨーク(New York)で国連(United Nations、UN)の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-Moon)事務総長と会談を行い、国連総会で演説する。
かつてのブレア首相とブッシュ大統領の英米関係では、英国は米国に何の批判もできないといわれ、2003年のイラク進攻については今でも多くの英国人を悩ませている。
ブラウン首相の訪米はこのような両国関係のなかで実現した。今回の会談ではおのずとキャンプデービッドでの両国首脳による言動一つ一つに、「特別な2国間関係」のほころびが見出されるのではと注目が集まっている。(c)AFP/Phil Hazlewood
ブラウン首相は声明で、「米国とは最も重要な2国間の相互関係にあり、国益にかかわる。英米関係は、自由、個人に与えられる機会、および個人の尊厳について共有する価値観に基づくものであり、この価値観のため、今後数年先には両国の関係はいっそう強固なものになる」と述べた。
声明は、与党・労働党(Labour Party)内で米国との関係強化に批判的な議員をけん制した内容とも読み取れる。中道左派・労働党のトニー・ブレア(Tony Blair)首相が率いた前政権は米国の右派・共和党(Republican Party)の米ブッシュ政権との緊密な関係を築いていた。
英首相の報道官によると、ブラウン首相は29日から2日間、ワシントン近郊のキャンプデービッド(Camp David)に滞在し、ブッシュ大統領と両国のイラク問題への関わり、イラン核問題、中東の和平プロセス、ダルフール(Darfur)問題などについて協議する。
ブラウン首相は会談の後31日、ニューヨーク(New York)で国連(United Nations、UN)の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-Moon)事務総長と会談を行い、国連総会で演説する。
かつてのブレア首相とブッシュ大統領の英米関係では、英国は米国に何の批判もできないといわれ、2003年のイラク進攻については今でも多くの英国人を悩ませている。
ブラウン首相の訪米はこのような両国関係のなかで実現した。今回の会談ではおのずとキャンプデービッドでの両国首脳による言動一つ一つに、「特別な2国間関係」のほころびが見出されるのではと注目が集まっている。(c)AFP/Phil Hazlewood