アップル、07年第1四半期売上高が過去最高水準に
このニュースをシェア
【7月26日 AFP】米アップルコンピュータ(Apple Computer)は25日、2007年度第1四半期の決算を発表。携帯音楽プレーヤー「iPod」や「マッキントッシュ(Macintosh)」コンピュータの販売が過去最高水準に達し、同四半期では過去最高利益を記録した。
ピーター・オッペンハイマー(Peter Oppenheimer)最高財務責任者(CFO)は、同社が6月29日に発売した携帯電話「iPhone」が発売後30時間で27万台を売り、同四半期の好業績に貢献したと、記者会見で明らかにした。
米証券関係者は、アップルの同四半期一株当たり収益を72セントと予測していたが、前年同期比の54セントから予測を大きく上回る92セントの増益となった。
マッキントッシュPCの第1四半期出荷台数は過去最高の176万4000台で、前年同期比の33%増だった。一方、iPodsの販売台数は前年同期比21%増の981万5000台だった。業界関係者らは、マッキントッシュPCの売り上げを押し上げた要因は安定したiPods人気とiPhoneの新発売による「後光効果」とみている。
iPhoneは、携帯電話、音楽プレーヤー、インターネット・ブラウザー、デジタルカメラの機能が全て一体化した機器。「スマートフォン」との触れ込みで、タッチスクリーンによる操作を特徴とする。4ギガバイトと8ギガバイトのモデルがあり、価格は各499ドル(約6万円)と599ドル(約7万2000円)。
アップルのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)最高経営責任者(CEO)は報道文書のなかで「今四半期の収益およびマックの四半期販売台数ともアップル史上、過去最高だったことに非常に興奮している」と述べ、iPhoneについても「発売開始後の滑り出しも最高だ。販売から3か月以内に100万台を売り上げる」との意欲を示した。携帯音楽プレーヤー「iPods」の場合は、売上100万台達成までに発売から2年を要している。
また、今年9月末までに欧州数か国でもiPhoneの発売を開始し、2008年には全欧州およびアジアまで市場を拡大する計画で、2008年末までには、iPhone1000万台を売り上げるとしている。
ティモシー・クック(Timothy Cook)最高執行責任者(COO)はiPhoneに関して、「アップルにとって、iPod、マッキントッシュに続く第3の大きな事業分野の構築に力を注いでいる。(携帯電話市場での)競合他社はすでに大規模な市場を獲得しており、第3事業の確立は容易ではないだろう。結果が出るのは数か月単位ではなく数年単位となるが、得る報酬は大きい」と述べた。また、クック氏はiPodの機種別にラインナップを構築する考えを示しながらも、詳細については説明を避けた。
アップルが四半期報告を行った前日の24日、iPhoneの独占プロバイダーである米通信大手AT&Tが、iPhoneの販売統計を初めて発表。iPhone発売開始から2日間の加入者数14万6000人で、iPhone売れ行を過剰に楽観視していたアナリストらの予測を下回ったことから、この日のアップル株価は急降下した。
しかし、第1四半期決算報告の発表から数時間後に、アップル株価は持ち直している。
通信業界観測を専門とするアナリスト、ジェフ・ケーガン(Jeff Kagan)氏は、「これが通常の新製品発売に関してであれば、(14万6000人という数字は)非常に成功していると言えるだろう。しかし、iPhoneについては、発売までの数週間、尋常でない量のメディア露出があり、非現実的なレベルまで期待を高めてしまったのでは」と分析している。(c)AFP/Glenn Chapman
ピーター・オッペンハイマー(Peter Oppenheimer)最高財務責任者(CFO)は、同社が6月29日に発売した携帯電話「iPhone」が発売後30時間で27万台を売り、同四半期の好業績に貢献したと、記者会見で明らかにした。
米証券関係者は、アップルの同四半期一株当たり収益を72セントと予測していたが、前年同期比の54セントから予測を大きく上回る92セントの増益となった。
マッキントッシュPCの第1四半期出荷台数は過去最高の176万4000台で、前年同期比の33%増だった。一方、iPodsの販売台数は前年同期比21%増の981万5000台だった。業界関係者らは、マッキントッシュPCの売り上げを押し上げた要因は安定したiPods人気とiPhoneの新発売による「後光効果」とみている。
iPhoneは、携帯電話、音楽プレーヤー、インターネット・ブラウザー、デジタルカメラの機能が全て一体化した機器。「スマートフォン」との触れ込みで、タッチスクリーンによる操作を特徴とする。4ギガバイトと8ギガバイトのモデルがあり、価格は各499ドル(約6万円)と599ドル(約7万2000円)。
アップルのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)最高経営責任者(CEO)は報道文書のなかで「今四半期の収益およびマックの四半期販売台数ともアップル史上、過去最高だったことに非常に興奮している」と述べ、iPhoneについても「発売開始後の滑り出しも最高だ。販売から3か月以内に100万台を売り上げる」との意欲を示した。携帯音楽プレーヤー「iPods」の場合は、売上100万台達成までに発売から2年を要している。
また、今年9月末までに欧州数か国でもiPhoneの発売を開始し、2008年には全欧州およびアジアまで市場を拡大する計画で、2008年末までには、iPhone1000万台を売り上げるとしている。
ティモシー・クック(Timothy Cook)最高執行責任者(COO)はiPhoneに関して、「アップルにとって、iPod、マッキントッシュに続く第3の大きな事業分野の構築に力を注いでいる。(携帯電話市場での)競合他社はすでに大規模な市場を獲得しており、第3事業の確立は容易ではないだろう。結果が出るのは数か月単位ではなく数年単位となるが、得る報酬は大きい」と述べた。また、クック氏はiPodの機種別にラインナップを構築する考えを示しながらも、詳細については説明を避けた。
アップルが四半期報告を行った前日の24日、iPhoneの独占プロバイダーである米通信大手AT&Tが、iPhoneの販売統計を初めて発表。iPhone発売開始から2日間の加入者数14万6000人で、iPhone売れ行を過剰に楽観視していたアナリストらの予測を下回ったことから、この日のアップル株価は急降下した。
しかし、第1四半期決算報告の発表から数時間後に、アップル株価は持ち直している。
通信業界観測を専門とするアナリスト、ジェフ・ケーガン(Jeff Kagan)氏は、「これが通常の新製品発売に関してであれば、(14万6000人という数字は)非常に成功していると言えるだろう。しかし、iPhoneについては、発売までの数週間、尋常でない量のメディア露出があり、非現実的なレベルまで期待を高めてしまったのでは」と分析している。(c)AFP/Glenn Chapman