ヨットで世界一周の英国人、世界初の北極海単独横断に挑戦
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【7月26日 AFP】全長11メートルの仏製ヨットで「垂直(南北方向)」世界周航に挑んでいる英国人ヨットマン、エイドリアン・フラナガン(Adrian Flanagan)さん(46)が、北米大陸とロシアを分かつベーリング海峡を越え、北極海航路に到達した。フラナガンさんのマネージャーが25日、AFPに明らかにした。
フラナガンさんは、英国を出発してから大西洋を南下、南米大陸を回って太平洋に出、ハワイ経由でアラスカまでにたどり着いた。北極海航路の単独横断挑戦は、フラナガンさんが世界初となる。
ロシア北沿岸を回って欧州とアジアを結ぶ同航路は、原子力破氷船を伴ったロシア船舶が時折通るほか、ほとんど利用されていない。これまでも単独航海を希望する冒険心旺盛なヨットマンはいたが、ロシア当局は現地の状況に通じた専門家の同乗を航行の条件としてきた。
ところが、最近の地球温暖化で北極海の氷が減少、フラナガンさんの単独航海が可能になった。以前、アラスカでAFPの取材に応じたフラナガンさんは、「もし自分が北極海横断に成功するとしたら、それは気候変動のおかげだ。以前なら氷に阻まれただろう」と語っている。もっとも、ヨットは氷の衝突に備えて補強されているという。
フラナガンさんのマネージャーは、ロシアが政治的にも微妙な北海航路に外国人の「侵入」を始めて許したこの航海は、「政治的にも大きな前進だ」と歓迎した。
フラナガンさんは8月20日までに北極海航路を走破し、同月31日には英南部の自宅に帰る予定だ。(c)AFP
フラナガンさんは、英国を出発してから大西洋を南下、南米大陸を回って太平洋に出、ハワイ経由でアラスカまでにたどり着いた。北極海航路の単独横断挑戦は、フラナガンさんが世界初となる。
ロシア北沿岸を回って欧州とアジアを結ぶ同航路は、原子力破氷船を伴ったロシア船舶が時折通るほか、ほとんど利用されていない。これまでも単独航海を希望する冒険心旺盛なヨットマンはいたが、ロシア当局は現地の状況に通じた専門家の同乗を航行の条件としてきた。
ところが、最近の地球温暖化で北極海の氷が減少、フラナガンさんの単独航海が可能になった。以前、アラスカでAFPの取材に応じたフラナガンさんは、「もし自分が北極海横断に成功するとしたら、それは気候変動のおかげだ。以前なら氷に阻まれただろう」と語っている。もっとも、ヨットは氷の衝突に備えて補強されているという。
フラナガンさんのマネージャーは、ロシアが政治的にも微妙な北海航路に外国人の「侵入」を始めて許したこの航海は、「政治的にも大きな前進だ」と歓迎した。
フラナガンさんは8月20日までに北極海航路を走破し、同月31日には英南部の自宅に帰る予定だ。(c)AFP