【7月24日 AFP】自転車競技2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)の第15ステージ(フォワからルダンビエイユ・ルルーロン)の通過地点にあたるTarascon-sur-Ariegeで、ピレネー(Pyrenees)山脈にクマを放つ政策に反対する団体が、参加選手の通過に合わせ横断幕を掲げ、抗議行動を展開した。

 フランス南部とスペイン北部にまたがるピレネー山脈の森には2006年に5頭のクマが放たれて以来、現在も4頭が生存している。抗議団体は放牧のヒツジに被害が及ぶと、クマを放つ政策の中止を訴えている。(c)AFP