【7月22日 AFP】デジタル技術を使った犯罪の増加に対抗するため、バンクーバー(Vancouver)の警察当局による意外な場所での公募が行われた。

 警察官の公募が行われたのは、バーチャルウェブサイト「セカンドライフ(Second Life)」のなか。

 バンクーバー警察・技術犯罪対策担当の代表者はAFPの取材に対し、「警察活動は常に社会情勢を反映していなければならない。テクノロジーが社会に普及しているからこそ、採用する警官もデジタル技術に精通しているのが望ましい。『セカンドライフ』の中で集まる志望者は、既に最先端の技術を身に着けている可能性が高い」と語る。

「セカンドライフ」は2003年にリンデンラボ(Linden Lab)によって開発、世界で800万人のユーザーに支持されるもっとも人気の高いバーチャルウェブサイトに成長した。

 バンクーバー警察は6月に最初の就職説明会を「仮想世界」で開催。地元の大学生の手を借りて、自らの分身となるアバターも作成し本番に臨んだ。具体的な内容は現実世界の説明会とほぼ同じで、選考手続きや研修について説明したという。(c)AFP/Michel Comte