【7月21日 AFP】パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長は20日、イスラエル政府がパレスチナ人収監者約250人を釈放したことについて歓迎する意向を表明し、残る収監者の釈放へ向けた交渉を継続する考えを示した。

 今回の釈放については、エジプトで前月開催された中東首脳会談で、エフド・オルメルト(Ehud Olmert)イスラエル首相がアッバス議長の支援策として打ち出していた。釈放された人数は過去2年で最多。

 ネゲブ砂漠にあるKetziot刑務所を釈放された収監者は、ベツニヤ(Beitunya)検問所でパレスチナ当局に身柄を引き渡された後、ヨルダン川西岸(West bank)のラマラ(Ramallah)へ向かった。釈放者のうち6人は女性、11人は未成年者だった。

 アッバス議長は釈放された人々について「故郷への英雄の帰還を神に感謝する」と述べ、現在もイスラエルで収監中の約1万1000人については、「全員が帰還するまで働きかけを続ける」と語った。パレスチナ人収監者の問題は、自治政府とイスラエルの間で懸案事項となっている。(c)AFP