【7月15日 AFP】パキスタン北西部の北西辺境州(North West Frontier Province)の警察官採用センターで15日、自爆テロが発生、少なくとも12人が死亡、20人以上が負傷した。警察当局が明らかにした。

 今週末発生した爆破攻撃はこれで3件目、犠牲者の数は53人に達した。一連の事件は、先週のイスラマバード(Islamabad)の赤いモスク(Red Mosque)制圧と関連している可能性があるとみられている。

 同日、同州では、爆薬を積んだ2台の車が治安部隊の車列に突っ込み、隊員12人と民間人5人を含む、少なくとも17人が死亡。犠牲になった民間人は、爆発により破壊された住宅に住んでいた一家4人と、ガソリンスタンド従業員1人だった。

 また、14日には同州に隣接する部族地域の北ワジリスタン(North Waziristan)地区でも、民兵組織の車列に対する自爆テロがあり、隊員ら24人が死亡した。同地区戦闘員の指導者は15日、2006年に締結した政府との和平合意を破棄すると発表した。

 前週、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のナンバー2がパキスタン政府に対する「ジハード(聖戦)」を呼びかけた。政府はこれに対処するため、各地に治安部隊を派遣している。(c)AFP