【7月15日 AFP】遠い昔、遥か彼方の銀河系に始まった壮大な物語を描いた超大作映画『スター・ウォーズ(Star Wars)』の30周年を祝うため13日、ファン達はこぞってロンドンで開催されている30周年記念イベント「Star Wars Celebration Europe」を訪れた。

 ロンドンのエクセル・エキシビジョン・センター(ExCeL Exhibition centre)は出演者やプロップ、記念品や商品、展示品で埋め尽くされ、公式の巨大記念式典としては5回目、米国以外での開催は初めてとなる記念式典が開催された。

 13日から15日の3日間で、絶えず拡大し続ける宇宙とそれを描いた6部作を愛してやまないファン少なくとも5万人が来場すると予想される。

 映画史上最も愛されているシリーズ作品の1つで、映画界に革命を起こしたジョージ・ルーカス(George Lucas)監督の同作品は、今でもルーカス監督が築き上げた銀河系に夢中になる大勢のファンたちに愛されている。

 ファン達はダース・ベイダー(Darth Vader)、チューバッカ (Chewbacca)やアミダラ女王(Queen Amidala)など好みのキャラクターに扮して来場し、ストームトルーパー(Stormtrooper)や、一瞬だけ登場するマニアックな役である皇帝の護衛隊・ロイヤルガード(Emperor’s Royal Guards)などに身を包む者もいた。

 ジェダイ(Jedi)の騎士になりたい人々は回廊で決闘をし、ジェダイマスター(Jedi master)はライトセーバーを使った戦い方とフォースを扱う方法を教えた。

 また来場者はハン・ソロ(Han Solo)の船、ミレニアム・ファルコン(Millennium Falcon)、タンティブIV (Tantive IV)、 1977年に公開されたシリーズ第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(Star Wars EpisodeIV: A New Hope)』のオープニングシーンに登場するブロッケード・ランナー、コレリアン・コルベット(Corellian Corvette)の船内に押し寄せた。

 その一方で、R2-D2ビルダーズクラブ(R2-D2 Builders Club)は、映画に登場するピコピコと話をする小さなドロイドの組み立て方を人々に教えていた。

 サインが展示されたホールでは、同映画に登場するイウォーク族(Ewok)や『ハリー・ポッター(Harry Potter)』シリーズのフリットウィック先生(Professor Flitwick)でお馴染みの名優ワーウィック・デイヴィス(Warwick Davies)もゲストで来場した。

 物語の中心人物ルーク・スカイウォーカー(Luke Skywalker)役の俳優マーク・ハミル(Mark Hamill)は、1時間に渡る単独トークイベントを行った。

 スターウォーズ・ファン集団「501st Legion」の英国軍の1人、ポール・ブラックモア(Paul Blackmore)さんは、同映画でレイア姫(Princess Leia)に「歩くカーペット」と呼ばれた社交的なウーキー族(Wookiee)のチューバッカ(Chewbacca)の格好をして会場を訪れた。

 普段はロンドン西部のバークシャー州(Berkshire)でペットショップを営む38歳のブラックモアさんは「チューイ(Chewie、チューバッカの愛称)は実際にはシリーズ全体を通して話すことはありませんが、立ち居振る舞いが素晴らしいキャラクターです」と話す。

 「私は竹馬に乗っているし、着ぐるみの中は信じられないほど暑いですが、かゆくはないです」とも話し、チューバッカのトレードマークのうめき声を上げて去って行った。

 映画の次回作の予定は無いものの、ファン達は予告編とスターウォーズの宇宙感を広げたテレビシリーズ『The Clone Wars』のビデオ上映を鑑賞することができる。

 また新しいキャラクターと物語から成るビデオゲーム『The Force Unleashed』も体験できる。

 13日には、ダース・ベイダーを演じた俳優デヴィッド・プラウズ(David Prowse)や帝国のキャラクターを演じた俳優達が登場し、またドロイドの視覚効果を担当したドン・ビーズ(Don Bies)が旧三部作を語るワンマンショーを行った。

 またナメクジの様な悪党ジャバ・ザ・ハット(Jabba the Hutt)を背後で操作した操り人形師達が『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(Star Wars Episode VI: Return of the Jedi)』の幾つかのシーンを再現し、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(Star Wars Episode II: Attack of the Clones)』、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(Star Wars Episode III: Revenge of the Sith)』でグレガー・タイフォ隊長 (Captain Gregar Typho)を演じた俳優ジェイ・ラガイア(Jay Laga’aia)が自身の役についてのトークも行った。

 同イベントのポスターにはロンドンのタワー・ブリッジ(Tower Bridge)を超えて行く銀河共和国の宇宙戦艦スター・デストロイヤー(Star Destroyer)が描かれおり、入場料は1日約23ポンド(約5700円)となっている。

(c)AFP/Robin Millard