韓国で米国産牛肉の輸入再開、市民団体らが抗議
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【7月14日 AFP】米国産牛肉の販売が再開された韓国で13日、反発する市民団体らが牛のふんを投げるなどして抗議、警察ともみ合いになる事態も発生した。
韓国小売販売最大手のロッテマート(Lotte Mart)は、国内53店舗で牛肉の販売を開始したが、そのうち4店舗で「牛海綿状脳症(BSE)感染リスクがある」と主張する市民団体のデモにより販売中止を余儀なくされた。
目撃情報によると、南部の光州(Gwangju)市では、数十人のデモ参加者が牛のふんを投げつけた。またソウル(Seoul)では約100人のデモ隊が警官と衝突したという。
米国産牛肉の輸入量が世界3位だった韓国は、2003年、BSE問題を理由に米国産牛肉の輸入を停止していたが、2006年に骨なし肉限定という条件で再開。しかし5月25日に米国から輸入された牛肉に骨が見つかったことから、再び輸入を停止していた。
韓国は2003年に輸入停止するまで年間8億5000万ドル(約1000億円)を輸入していた。(c)AFP
韓国小売販売最大手のロッテマート(Lotte Mart)は、国内53店舗で牛肉の販売を開始したが、そのうち4店舗で「牛海綿状脳症(BSE)感染リスクがある」と主張する市民団体のデモにより販売中止を余儀なくされた。
目撃情報によると、南部の光州(Gwangju)市では、数十人のデモ参加者が牛のふんを投げつけた。またソウル(Seoul)では約100人のデモ隊が警官と衝突したという。
米国産牛肉の輸入量が世界3位だった韓国は、2003年、BSE問題を理由に米国産牛肉の輸入を停止していたが、2006年に骨なし肉限定という条件で再開。しかし5月25日に米国から輸入された牛肉に骨が見つかったことから、再び輸入を停止していた。
韓国は2003年に輸入停止するまで年間8億5000万ドル(約1000億円)を輸入していた。(c)AFP