【7月14日 AFP】携帯音楽プレーヤーiPodを聴きながらジョギングをしていたカナダ人男性(37)が落雷を受け、ヘッドフォンが原因でさらなる大けがにつながったという報告が12日に発表された。

 この男性は2005年にカナダ西部ブリティッシュコロンビア州(British Columbia)の町バーナビー(Burnaby)でiPodを聴きながらジョギング中、すぐそばの木への落雷が体に誘電、2メートル以上も飛ばされた。

 その結果両耳の鼓膜が破れ、あごを骨折。胴体から耳にかけてヘッドフォンのコードに沿ってやけどを負ったという。

 バンクーバー(Vancouver)総合病院の放射線医・エリック・ヘファーナン(Eric J. Heffernan)氏は現地の日刊Vancouver Sun紙への投稿で、「iPodのような携帯音楽プレーヤーの使用で落雷を受ける可能性が高まることはない」としながらも、「今回の事故では、汗とヘッドフォンの金属部分が、電流を頭部まで通す役割を果たした」と説明する。

 今回のケースが携帯音楽プレーヤーの使用で落雷時に耳に障害を負った最初の事例だと話すヘファーナン氏は、「iPodだけが危険なのではなく、ヘッドフォンや携帯電話など耳元で用いる機器は、似たようなけがにつながる可能性がある」と注意を呼びかける。(c)AFP