【7月10日 AFP】パキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)の「赤いモスク(Red Mosque)」に武装した急進派神学生らが立てこもっている事件で、パキスタン治安当局は10日早朝、同施設への総攻撃を開始したとAFPに対し明らかにした。

 治安当局報道官によると、部隊は3方向から施設内に侵入し、現在屋上に到達したという。これに対し、内部に立てこもっている武装勢力は激しい反撃を行っているという。

 宗教施設への攻撃開始の目的について同報道官は「武装勢力の拠点を破壊する最終手段」であり、「早急に武装勢力を制圧し人質を救出することだ」と述べた。また、「できるだけ短時間で作戦を終了し、犠牲を最小限に抑えたい」としている。

 作戦開始後、「赤いモスク」では大きな爆発が起こり、現在は銃撃音が続いている。

 事件について、パキスタン政府は女性や子どもを「人間の盾」に利用しているとして、立てこもりを指揮したアブドル・ラシド・ガジ(Abdul Rashid Ghazi)師らを非難している。(c)AFP