【7月8日 AFP】地球温暖化防止を訴えるコンサート「Live Earth」が7日、世界9か所の主要都市で開かれ、開催を呼び掛けたアル・ゴア(Al Gore)前米副大統領は一躍時の人となった。

 ゴア氏はワシントン(Washington D.C.)の会場での演説で、温暖化説否定派が唱える、「地球温暖化は活動家が誇張して騒ぎ立てているだけ」という懐疑論を一蹴した。

「地球がどれだけの危機に瀕しているかに気付いてない政治家たちは、このイベントを阻止しようとした」と、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領率いる共和党員の反対意見を皮肉ったうえで、「さあ始めよう」と述べ観客と共にワシントンでの開催を祝った。

 ワシントンでのコンサートは、主催者側が連邦議会近くの国立公園ナショナル・モール(National Mall)での会場スペース確保ができなかったため、コンサート開催直前まで開催地に含まれていなかった。

 長年気候変動について訴え続けてきたゴア氏は、エコブームの到来で世界中で支持されており、地球温暖化について書かれたベストセラー著書『不都合な真実(An Inconvenient Truth)』を元に制作された映画はオスカー賞(Oscar)を受賞した。

 ゴア氏は後刻、ニューヨーク(New York)の会場でも演説をする予定。(c)AFP