7月7日 AFP】7月7日から29日まで開催されるサッカー第14回アジアカップ(Asian Cup)に初出場するオーストラリア代表のマーク・ビドゥカ(Mark Viduka)が記者会見に臨んだ。

 1日に行われたシンガポールとの試合でリーズ・ユナイテッド(Leeds United)時代の同僚ハリー・キューウェル(Harry Kewell)と共に多くの得点チャンスを作った同選手は「シンガポール戦は私にとって6、7週間ぶりの試合だった。リーズ時代にハリーとは長い間プレーをしていたから彼は私がどのように動くかを知っている。だから彼は私が得点しやすいパスを出してくれるだろう」と語り、大会ではキューウェルとのコンビネーションを更に深めてチームを勝利に導くゴールを量産することを誓った。

 また、今大会を最後に代表チームから引退することを表明しているビドゥカは「私はクラブで十分な結果を残したいが、チームメイトと十分に練習せずシーズンを迎えることは非常に難しいことだ。しかもチームを移籍したことでそれは多くの問題を抱えることになり、私にとって最大のジレンマだった。しかし、自分に難しい決定を下させたのはオーストラリア代表として戦うこととチームに対する愛情だった。アジアカップというのは大きな大会だし、その大会に出場したかったんだ」と語り、新天地となるニューカッスル(Newcastle)の07-08シーズンへ向けたトレーニングキャンプを欠席してまで今大会へ意気込みを見せた。

 会見に同席したグレアム・アーノルド(Graham Arnold)監督はビドゥカの起用法に関して「シンガポール戦でマークは周りから十分なサポートを受けることができなかったが、彼は多くの仕事をしてくれた。そしてペナルティーボックス内でのプレーと得点に絡むことが彼の強みなんだと感じた。彼には他の選手を生かしてゴールを決める素晴らしい才能がある。だから我々は彼の周辺に選手を配置してサポートさせるようにするんだ」と語り、同選手に対して全幅の信頼を寄せた。

 そして8日に対戦するオマーンについて「オマーンの強さは高い運動能力と予測ができないプレーをすることだ。多分、対戦するには最も難しいチームだろう」と語り、グループ初戦へ向け気を引き締めた。(c)AFP/Robert Smith