「Live Earth」は出演スターのライフスタイルを変えられるか?
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【7月6日 AFP】アル・ゴア(Al Gore)前米副大統領が地球温暖化防止を訴え開催を提案した世界規模のコンサート「Live Earth」が7日、世界7都市で開催される。多くの大物歌手が出演を予定している。
■コンサートのコンセプトに疑問の声も
「気候温暖化を進めたいならプライベートジェットを!」
英ロックバンドのミューズ(Muse)は2007年初頭、「Live Earth」に出演するスターの浪費的なライフスタイルを皮肉った。
環境保護活動家で、英国コンサルタント企業カーボンフットプリント・ドット・コム(Carbonfootprint.com)のジョン・バックリー(John Buckley)代表取締役は、こうした矛盾はコンサートの理念を危険にさらすと指摘、「Live Earth」出演者はファンの模範となってほしいと訴える。
「知名度の高いスター抜きで多数の聴衆を集めることはできないが、華美な生活を送っているスターが『Live Earth』出演者として最適であるのかという疑問は当然出てくるだろう」
「マドンナ(Madonna)のヒット曲『マテリアル・ガール(Material Girl)』は、結局何でもかんでも買いたいという女の子の歌なのだから」
「Live Earth」のロンドン会場のメイン歌手となるマドンナは、英国と米国にそれぞれ、ガソリンを大量消費するレンジ・ローバー(Range Rover)などの高級車を所有しているという。
また、ハンブルク会場に出演する、車好きで有名なラッパーのスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)は、 2006年に米国の自動車メーカーのクライスラー(Chrysler)のコマーシャルに出演し、ジープ(Jeep)とダッジ(Dodge)を購入するように呼びかけた。
英ロックバンドのアークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys)や平和活動家ボブ・ゲルドフ氏(Bob Geldof)などはこうした点から、「Live Earth」コンサートのコンセプトに疑問を投げかけている。
■環境へ影響は最小限に
「Live Earth」主催者のユセフ・ロブ(Yusef Robb)氏は、コンサートが環境にもたらす悪影響を最小限にとどめるよう努力してきたと語り、出演者のスターの中にはこのイベントから環境保護の一歩を踏み出すものもいることを強調した。
「全会場を出来る限り環境に優しく設営するよう心がけてきた。コンサートを環境問題解決の第一歩としたい」
「ロックスターは浪費家だといわれるが、もしそうしたスターの生活様式を変えることができたらうれしいと思う」
「Live Earth」主催者は、観客に車の相乗りや公共交通機関を使用するよう呼びかけてきた。照明に使う電球は燃費の良いものを使用し、食べ物は可能な限り地元で調達する。
ブラジル会場ではバイオディーゼル発電機を用い、ニューヨーク会場の標識や東京会場のステージの素材は、コンサートの後でリサイクルされ、あるいはたい肥として使用される。イベント会場のパッケージもできる限りプラスチックではなくデンプン素材を使う。
「生物分解できない素材を使うところでは、総合的なリサイクルプログラムを用意している」とロブ氏は指摘し、「Live Earth」は今後のライブ・コンサート運営の新たな基準となるだろうと語った。
ライブ終了後には二酸化炭素の放出度合いを測り、イベント前のレベルに戻すために植樹したり、再生可能なエネルギーを開発するプロジェクトへの寄付をなどもおこなうという。
出演スターの中には慈善活動に力を入れているものも多いという。
英ロックバンド、ポリス(The Police)や米ファンクパンクバンドのレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)は、自分たちのメッセージを身をもって実行しているという。
ニューメタルのリンキン・パーク(Linkin Park)は、地球温暖化対策の独自のプロジェクトを持ち、ハワイ出身のアーティスト、ジャック・ジョンソン(Jack Johnson)はバイオディーゼルのバスでツアーを行っている。
■大切なのは出演スターの意識
バックリー氏は大切なことは「Live Earth」の出演スターがイベント後にライフスタイルを変えられるかどうかだという。
「スターが自分のライフスタイルを変え、そのことを広く知らせることが大切だ」
「多くのスターはコンサートのためにプライベートジェットを使っているが、一般旅客機のビジネスクラスを使用するようになれば、温室効果ガスを大きく減らすことになるだろう」
「エコノミーシートに座らないことはわかっている。でも普通の飛行機のビジネスクラスで移動することぐらいはできるだろう」(c)AFP/Adam Plowright
■コンサートのコンセプトに疑問の声も
「気候温暖化を進めたいならプライベートジェットを!」
英ロックバンドのミューズ(Muse)は2007年初頭、「Live Earth」に出演するスターの浪費的なライフスタイルを皮肉った。
環境保護活動家で、英国コンサルタント企業カーボンフットプリント・ドット・コム(Carbonfootprint.com)のジョン・バックリー(John Buckley)代表取締役は、こうした矛盾はコンサートの理念を危険にさらすと指摘、「Live Earth」出演者はファンの模範となってほしいと訴える。
「知名度の高いスター抜きで多数の聴衆を集めることはできないが、華美な生活を送っているスターが『Live Earth』出演者として最適であるのかという疑問は当然出てくるだろう」
「マドンナ(Madonna)のヒット曲『マテリアル・ガール(Material Girl)』は、結局何でもかんでも買いたいという女の子の歌なのだから」
「Live Earth」のロンドン会場のメイン歌手となるマドンナは、英国と米国にそれぞれ、ガソリンを大量消費するレンジ・ローバー(Range Rover)などの高級車を所有しているという。
また、ハンブルク会場に出演する、車好きで有名なラッパーのスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)は、 2006年に米国の自動車メーカーのクライスラー(Chrysler)のコマーシャルに出演し、ジープ(Jeep)とダッジ(Dodge)を購入するように呼びかけた。
英ロックバンドのアークティック・モンキーズ(Arctic Monkeys)や平和活動家ボブ・ゲルドフ氏(Bob Geldof)などはこうした点から、「Live Earth」コンサートのコンセプトに疑問を投げかけている。
■環境へ影響は最小限に
「Live Earth」主催者のユセフ・ロブ(Yusef Robb)氏は、コンサートが環境にもたらす悪影響を最小限にとどめるよう努力してきたと語り、出演者のスターの中にはこのイベントから環境保護の一歩を踏み出すものもいることを強調した。
「全会場を出来る限り環境に優しく設営するよう心がけてきた。コンサートを環境問題解決の第一歩としたい」
「ロックスターは浪費家だといわれるが、もしそうしたスターの生活様式を変えることができたらうれしいと思う」
「Live Earth」主催者は、観客に車の相乗りや公共交通機関を使用するよう呼びかけてきた。照明に使う電球は燃費の良いものを使用し、食べ物は可能な限り地元で調達する。
ブラジル会場ではバイオディーゼル発電機を用い、ニューヨーク会場の標識や東京会場のステージの素材は、コンサートの後でリサイクルされ、あるいはたい肥として使用される。イベント会場のパッケージもできる限りプラスチックではなくデンプン素材を使う。
「生物分解できない素材を使うところでは、総合的なリサイクルプログラムを用意している」とロブ氏は指摘し、「Live Earth」は今後のライブ・コンサート運営の新たな基準となるだろうと語った。
ライブ終了後には二酸化炭素の放出度合いを測り、イベント前のレベルに戻すために植樹したり、再生可能なエネルギーを開発するプロジェクトへの寄付をなどもおこなうという。
出演スターの中には慈善活動に力を入れているものも多いという。
英ロックバンド、ポリス(The Police)や米ファンクパンクバンドのレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)は、自分たちのメッセージを身をもって実行しているという。
ニューメタルのリンキン・パーク(Linkin Park)は、地球温暖化対策の独自のプロジェクトを持ち、ハワイ出身のアーティスト、ジャック・ジョンソン(Jack Johnson)はバイオディーゼルのバスでツアーを行っている。
■大切なのは出演スターの意識
バックリー氏は大切なことは「Live Earth」の出演スターがイベント後にライフスタイルを変えられるかどうかだという。
「スターが自分のライフスタイルを変え、そのことを広く知らせることが大切だ」
「多くのスターはコンサートのためにプライベートジェットを使っているが、一般旅客機のビジネスクラスを使用するようになれば、温室効果ガスを大きく減らすことになるだろう」
「エコノミーシートに座らないことはわかっている。でも普通の飛行機のビジネスクラスで移動することぐらいはできるだろう」(c)AFP/Adam Plowright