【7月6日 AFP】F1第9戦・英国GP(British Grand Prix 2007)開幕を翌6日(現地時間)に控え、ホンダ(Honda)のジェンソン・バトン(Jenson Button)が会見に臨んだ。

 1日に行われたフランスGP(France Grand Prix 2007)決勝で8位入賞を果たし、今シーズン初ポイントを獲得したバトンだが、シルバーストーンで開催される今GPについて「まだシルバーストーンを把握できていない。ここでテストをしてないので戦い方は走ってみなければ分からない」と語り、「予選はかなり厳しい戦いになる。僕たちは他チームと比較するとスピードがまだまだ足りない。フランスでは安定した走りができてペースも良かった。ただ、(予選形式の様な)1周で好結果を出すパフォーマンスを上げていかなければならない」と現実的な意見を述べた。

 またホンダの作り上げてきたマシンの快適さに安心できたことを明かしたバトンは「メカニックな部分や空力学的な部分で多くの修正を加えたため限界までプッシュする事ができた。ただ、まだ物足りない。フェラーリ(Ferrari)やマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)、ザウバー(BMW Sauber)の足元にも及ばないのだから、これからも進んでいかなければならない」と語り、チームに対して更なる進化を求めた。

 かつて英国レース界のホープと目されていたバトンだったが、今はドライバーズポイントでトップに立つルーキーのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)に溝を開けられている状態だ。それでもバトンは、チームメイトのフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)を上回るパフォーマンスを見せるハミルトンに対し「彼は過大とも思える評価を得るだけの実力はある。素晴らしい走りを見せるし、参戦1年目にして2位に14ポイントもリードしている。最高のマシンに操縦し、同じマシンを扱うチームメイトにも勝っているんだ。だから、あれだけの賞賛を受ける価値があるんだ」と後輩ドライバーを称えた。

(c)AFP