一方、IOC評価委員会による事前のレポートでは最も評価が高く最有力とされながらも敗れた韓国側は、不信感に満ち多くの涙が流されていた。

 平昌のある江原道のキム・ジンソン(Kim Jin-Sun)知事は「何が起こったのか理解できない。本当に申し訳ないと思っている。これ以上のことは何も言いたくない」と目を赤くして悲しみにくれた。

 そして、韓国の代表団の一人は「信じられない。これは政治的な決定であり多くの金が使われた」と語り、韓国側の4000万ユーロ(約67億円)を上回る6000万ユーロ(約100億円)を費やしたとされるロシアに軍配が上がったことに対する悔しさをにじませた。

 また、会場では失意に打ちひしがれる平昌五輪誘致委員会のハン・スンス(Han Seung-Soo)会長をロンドン五輪組織委員会のセバスチャン・コー(Sebastian Coe)会長が慰める一幕も見られた。(c)AFP/PIRATE IRWIN