【7月4日 AFP】F1コンストラクターのマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)は3日、フェラーリ(Ferrari)からスパイ疑惑で訴えられているチームのテクニカル部門の幹部を停職処分にしたことを発表した。

 マクラーレンはチームの公式ウェブサイト上で「我々はフェラーリの技術情報を受け取ったとして調査を受けている幹部が、4月下旬にフェラーリのスタッフから一連の技術情報を受け取ったという事実を確認した。チームとして我々はこの件に一切関与しておらず、その行為を厳しく非難すると同時に調査には全面的に協力したい。我々はこの件に関する完全かつ適正な調査結果が明らかになるまでその幹部を停職処分とする」と発表している。

 また、フェラーリは3日AFPに対しマシンに妨害工作を働いたとしてテクニカル・マネージャーを務めていたナイジェル・ステップニー(Nigel Stepney)氏を解雇した事実を認めており、同時にイタリアのモデナ(Modena)市の裁判所に対し技術情報を盗んだとしてステップニー氏とマクラーレンのスタッフの訴訟を提起したことを明らかにしている。

 なお、2002年にトヨタ(Toyota)に情報を漏洩したとして訴えられていたフェラーリの元スタッフであるマウロ・イアッコーニ(Mauro Iacconi)氏とアンジェロ・サンティーニ(Angelo Santini)氏は、4月下旬に産業スパイ容疑で有罪の判決を受けている。

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