ガンジー暗殺直前の直筆書簡が競売中止、インド政府の手に
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【7月4日 AFP】競売商大手クリスティーズ(Christie’s)は、ロンドンで3日に予定されていたインド独立の父マハトマ・ガンジー(Mahatma Gandhi)が暗殺直前に書いた書簡の競売を中止し、インド政府に返還されると発表した。
書簡は、ガンジーが暗殺される19日前に書かれたもので、インド政府は同書簡を競売で競り落とすことを計画していた。だが、クリスティーズによれば、スイスの収集家、故Albin Schramさんの代理人は同書簡をインド政府に引き渡すため、競売を中止することに合意したという。
クリスティーズのアジア美術部門責任者のAmin Jafferさんは「交渉を手助けし、重要な歴史的記録物をインドに返還することができて嬉しく思う」と語る。
インドのPTI通信(Press Trust of India)が前週報じたところによると、同国の文化省は、ガンジーの手書き文書を収集しているネール記念博物館・図書館(Nehru Memorial Museum and Library)に対して書簡を落札するよう要請していたという。
競売が予定されていた書簡は7ページにわたるもので、ガンジーは「イスラム教徒をはじめとする他人の感情を逆なでしてはならない」と指摘、独立したばかりのインドに対し宗教的調和を呼び掛けている。ガンジーは1948年1月30日、イスラム教徒に対する寛容な姿勢に反感を抱く狂信的なヒンズー教徒によって殺害された。(c)AFP
書簡は、ガンジーが暗殺される19日前に書かれたもので、インド政府は同書簡を競売で競り落とすことを計画していた。だが、クリスティーズによれば、スイスの収集家、故Albin Schramさんの代理人は同書簡をインド政府に引き渡すため、競売を中止することに合意したという。
クリスティーズのアジア美術部門責任者のAmin Jafferさんは「交渉を手助けし、重要な歴史的記録物をインドに返還することができて嬉しく思う」と語る。
インドのPTI通信(Press Trust of India)が前週報じたところによると、同国の文化省は、ガンジーの手書き文書を収集しているネール記念博物館・図書館(Nehru Memorial Museum and Library)に対して書簡を落札するよう要請していたという。
競売が予定されていた書簡は7ページにわたるもので、ガンジーは「イスラム教徒をはじめとする他人の感情を逆なでしてはならない」と指摘、独立したばかりのインドに対し宗教的調和を呼び掛けている。ガンジーは1948年1月30日、イスラム教徒に対する寛容な姿勢に反感を抱く狂信的なヒンズー教徒によって殺害された。(c)AFP