【7月4日 AFP】世界的なビジネスソフトウェア企業、独SAPは3日、米オラクル(Oracle)から訴えられていたソフトウェアデータの不正入手を否定した。ただし、子会社による「不適切なダウンロード」の事実は認めた。

 SAPによると、米国の同社子会社TomorrowNowが、オラクルのウェブサイトからサポートドキュメントを合法的にダウンロードしたが、同時に、サポートドキュメント等の「不適切なダウンロード」もあったという。

 SAPは、ダウンロードしたオラクルの知的財産であるデータは、TomorrowNow単独のシステム内にあり、SAPからはアクセスできないことを強調。

 オラクルは3月22日、SAPが詐欺行為に関する連邦およびカリフォルニア州の法規に違反しているとして、サンフランシスコ(San Francisco)の連邦裁判所に告訴。さらに不正な競争価格にも関わっているとして非難していた。  
 SAPは、今回のコメントについて2日に提出された同訴訟に対する答弁書に含まれているとしている。

 SAPはまた、米司法省(Department of Justice)の要請でTomorrowNowが文書を提供したとし、要請には積極的に協力していく姿勢があると語った。(c)AFP