米韓、自由貿易協定に署名
このニュースをシェア
【7月1日 AFP】米通商代表部(U.S. Trade Representative、USTR)のスーザン・シュワブ(Susan Schwab)代表と韓国外交通商省の金鉉宗(キム・ヒョンジョン、Kim Hyun-Jong)通商交渉本部長はワシントンD.C.で6月30日、米韓自由貿易協定(FTA)に署名した。米国にとってここ15年ではもっとも規模の大きい協定となるが、米国議会が承認しない可能性がある。
ワシントンの連邦議会(Capitol Hill)では民主党の有力議員が、韓国の関税問題が修正されない限り、同協定の一括承認の際に反対票を投じる姿勢を示している。
同協定は、大統領に通商協定交渉権限を付与する米国の「貿易促進権限(ファストトラック、fast track)」が期限切れとなる数時間前に署名にこぎつけた。批准にはさらに両国の議会の承認が必要とされる。
議会に対し協定の批准を強力に後押ししているジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は、米韓のパートナーシップはアジアの好況と安定のかなめになってきたと語り、両国が協力することにより米国民に「相当な利益」が見込めるとの声明を出した。(c)AFP/P. Parameswaran
ワシントンの連邦議会(Capitol Hill)では民主党の有力議員が、韓国の関税問題が修正されない限り、同協定の一括承認の際に反対票を投じる姿勢を示している。
同協定は、大統領に通商協定交渉権限を付与する米国の「貿易促進権限(ファストトラック、fast track)」が期限切れとなる数時間前に署名にこぎつけた。批准にはさらに両国の議会の承認が必要とされる。
議会に対し協定の批准を強力に後押ししているジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は、米韓のパートナーシップはアジアの好況と安定のかなめになってきたと語り、両国が協力することにより米国民に「相当な利益」が見込めるとの声明を出した。(c)AFP/P. Parameswaran