【6月29日 AFP】米国務省高官が26日、ミャンマー軍事政権の高官と北京で会談し、18年間自宅軟禁下にあるミャンマーの民主運動家アウンサン・スーチー(Aung San Suu Kyi)さんの解放を直接求めた。28日、米国務省が明らかにした。

 国務省のトム・ケーシー(Tom Casey)副報道官によると、ミャンマー側は解放の要求に応じる姿勢を見せなかったという。

 会談は中国の仲介で行われ、米国側からはエリック・ジョン(Eric John)国務省副次官、ミャンマー側からはチョー・サン(Kyaw Hsan)情報相、ニャン・ウィン(Nyan Win)外相、キン・アウン・ミン(Khin Aung Myint)文化相が出席した。両国の高官会談は異例のこと。

 同副報道官によると、ミャンマー政府の要請で開かれたこの会談は、米国側がその条件としてスーチーさんとの面会を求めたため、ミャンマー側の希望によってヤンゴンではなく北京での開催となった。

 ミャンマーでは1962年から軍政が敷かれている。1990年の総選挙ではスーチーさん率いる国民民主連盟(National League for DemocracyNLD)が圧勝したが政権側はこれを認めず、スーチーさんを自宅軟禁下に置いた。(c)AFP/P. Parameswaran