人種・宗教を超えるダブルスペア、ミルザ/ピアー組
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6月29日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権2007(The Championships Wimbledon 2007)、女子ダブルス。インドのサニア・ミルザ(Sania Mirza)は、今大会で再びイスラエルのシャハー・ピアー(Shahar Peer)とダブルスのペアを組むこととによってもう一度新たに政治的、宗教的な観点から巻き起こるであろう論争に備えている。
イスラム教徒であるミルザは、2005年のジャパンオープンでピアーとダブルスを組んで準決勝進出を果たしたが、イスラム教過激派から、ムスリムとユダヤ人(ピアー)が一緒にプレーすることに対して圧力がかかり、パートナーシップはそれ以来組まれていなかった。
ピアーとのダブルス再結成についてミルザは「大会が近づいたというのに私たちは2人ともダブルスのパートナーが決まっていなかった。良い相手を探し出すのは苦労するものだけど、ちょうどお互いが相手を探し合ってたなんてラッキーだったわ。彼女がバックハンド側、私がフォアハンド側を担当して、お互いが補完仕合える。それに一緒にプレーすることで選手として成長しているから、チャンスがあると思うの。2人でこんな大きな大会に参加できるなんて素晴らしいことだわ」と喜んだ。
一方のピアーは「サニアとのプレーはいつも楽しいわ。昨年は圧力があったためなのか、ダブルス解消ができるかどうか聞いてきたの。でも先月の全仏オープン(French Open 2007)でまた一緒にでプレーしようと言ってくれたわ。その時はもうディナラ・サフィナ(Dinara Safina)とダブルスを組んでいて実現できなかったけれど、彼女とまた組めるなんて本当に嬉しいわ」と語り、こちらもペア復活に喜びの声をあげた。
ウィンブルドンでイスラム教徒とユダヤ人のダブルスチームは過去にも結成されている。2002年、パキスタン人のアイサムル・クレシ(Aisam-Ul-Haq Qureshi)は、イスラエルのアミール・ハダット(Amir Hadad)とダブルスペアを組んだことで自国のテニス協会からあわや出場停止にされるまでになった。
クレシは「2002年にハダットと組んだことであれほどの事になるとは思わなかった。あの時、国(パキスタン)には過激派がいてスポーツ当局も否定的な見解を示していた。ただ私が思うことは、スポーツに政治や、宗教、肌の色を持ち込むなということ。もし、私がユダヤ人とのプレーを拒否すればキリスト教徒、ユダヤ人、インド人の全員が私とのプレーを拒むに決まっている。でも私は、インド人やユダヤ人と上手くやっていけるし、これからも彼らとプレーするだろう」と自身の主義主張を打ち出し、ユダヤ人やインド人とダブルスのペアを組むことは躊躇しないと語った。
大会第16シードとなったミルザ/ピアー組は、1回戦でソフィア・アルビドソン(Sofia Arvidsson、スウェーデン)/リリア・オスターロウ(Lilia Osterloh、米国)組と対戦する。(c)AFP
イスラム教徒であるミルザは、2005年のジャパンオープンでピアーとダブルスを組んで準決勝進出を果たしたが、イスラム教過激派から、ムスリムとユダヤ人(ピアー)が一緒にプレーすることに対して圧力がかかり、パートナーシップはそれ以来組まれていなかった。
ピアーとのダブルス再結成についてミルザは「大会が近づいたというのに私たちは2人ともダブルスのパートナーが決まっていなかった。良い相手を探し出すのは苦労するものだけど、ちょうどお互いが相手を探し合ってたなんてラッキーだったわ。彼女がバックハンド側、私がフォアハンド側を担当して、お互いが補完仕合える。それに一緒にプレーすることで選手として成長しているから、チャンスがあると思うの。2人でこんな大きな大会に参加できるなんて素晴らしいことだわ」と喜んだ。
一方のピアーは「サニアとのプレーはいつも楽しいわ。昨年は圧力があったためなのか、ダブルス解消ができるかどうか聞いてきたの。でも先月の全仏オープン(French Open 2007)でまた一緒にでプレーしようと言ってくれたわ。その時はもうディナラ・サフィナ(Dinara Safina)とダブルスを組んでいて実現できなかったけれど、彼女とまた組めるなんて本当に嬉しいわ」と語り、こちらもペア復活に喜びの声をあげた。
ウィンブルドンでイスラム教徒とユダヤ人のダブルスチームは過去にも結成されている。2002年、パキスタン人のアイサムル・クレシ(Aisam-Ul-Haq Qureshi)は、イスラエルのアミール・ハダット(Amir Hadad)とダブルスペアを組んだことで自国のテニス協会からあわや出場停止にされるまでになった。
クレシは「2002年にハダットと組んだことであれほどの事になるとは思わなかった。あの時、国(パキスタン)には過激派がいてスポーツ当局も否定的な見解を示していた。ただ私が思うことは、スポーツに政治や、宗教、肌の色を持ち込むなということ。もし、私がユダヤ人とのプレーを拒否すればキリスト教徒、ユダヤ人、インド人の全員が私とのプレーを拒むに決まっている。でも私は、インド人やユダヤ人と上手くやっていけるし、これからも彼らとプレーするだろう」と自身の主義主張を打ち出し、ユダヤ人やインド人とダブルスのペアを組むことは躊躇しないと語った。
大会第16シードとなったミルザ/ピアー組は、1回戦でソフィア・アルビドソン(Sofia Arvidsson、スウェーデン)/リリア・オスターロウ(Lilia Osterloh、米国)組と対戦する。(c)AFP