【6月28日 AFP】チリで自宅軟禁下にあるアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元ペルー大統領は27日、7月の参院選比例代表に国民新党(People’s New Party)から出馬することを決定した。フジモリ氏のスポークスマン役を務めるペルー国会のカルロス・ラフォ(Carlos Raffo)議員がリマ(Lima)で発表した。

 ラフォ議員によると、フジモリ氏はよく検討した末、出馬を決めたという。

 フジモリ氏は大統領在任中(1990-2000年)の人権侵害と汚職でペルー政府に訴追されており、ペルー政府はフジモリ氏を引き渡しをチリ政府に要請しているが、参院選への出馬により同氏がペルーへの身柄引き渡しと裁判を逃れようとしているのではないかとの憶測が広まった。

 フジモリ氏はペルー生まれだが、両親が日本人のため日本の市民権を持っており、選挙への出馬資格を有する。(c)AFP