フジモリ氏、参院選出馬か否かを29日までに決定
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【6月27日 AFP】チリで自宅軟禁下にあるアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元ペルー大統領は、7月の参院選への出馬要請を受諾するか否かを29日までに明らかにする意向であると、26日、フジモリ氏のスポークスマン役を務めるペルー国会のカルロス・ラフォ(Carlos Raffo)議員が語った。
18日、国民新党の亀井静香代表代行の秘書がフジモリ氏を訪問、参院選への立候補を要請した。日本国籍を持つフジモリ氏は、日本の国会議員になる資格を有している。
同氏は、2000年に失脚後、約5年間日本に滞在。2006年のペルー大統領選出馬を目指して2005年11月にチリに入国し、拘束された。以来、サンティアゴ(Santiago)で自宅軟禁下にある。
これに対して反フジモリ派は、「出馬はペルーへの身柄引き渡しと裁判を逃れるためのものだ」と批判している。フジモリ氏は、大統領在任中(1990-2000年)の人権侵害と汚職でペルー政府に訴追されており、ペルー政府はフジモリ氏の引き渡しをチリ政府に要請している。
ペルー政府からのフジモリ氏引き渡し要請受け入れの是非を審理しているチリの最高裁は、担当判事の病欠のため最終決定を先送りにしてきた。しかしEl Mercurio紙によると、担当判事は27日に復帰。身柄引き渡しに関する最終決定は7月末までに下る予定だという。(c)AFP