【6月27日 AFP】カンボジア政府は26日、同国で25日に消息を絶ったチャーター機は、悪天候が原因で墜落した可能性が高いと伝えた。同機には韓国人13人とチェコ人3人の乗客、カンボジア人の乗組員6人の乗客乗員22人が搭乗、アンコール・ワット(Angkor Wat)寺院のあるシエムレアプ(Siem Reap)から、ビーチリゾートのシアヌークビ(Sihanoukville)ルへの移動最中だった。

 チャーター機はロシア製のAN-24機で、25日にシエムレアプを出発して40分ほどで消息を絶った。目的地から50キロほど離れたカンポート州(Kampot)南部に墜落したとみられる。

 カンボジア軍の当局者によると、初期段階の調査では墜落の原因は機体の不調ではなく悪天候とみられるという。

 国家災害委員会の代表は、1000人を超える警察官、兵士、地元の自然保護団体が捜索にあたっているが、漠然とした目撃談しか手がかりとなるものがなく捜査は難航、さらに雨で道がぬかるむことも捜索の妨げとなっていると伝えた。この日の昼過ぎには、午前中に激しい雨のため待機していたヘリコプター3機が捜索に加わったが、見通しの悪い天候のため活動は限られたものとなった。

 同機が消息を絶ってからすでに時間が経過しており、生存者の可能性が薄くなりつつあることから、政府当局は米国大使館に衛星写真の提供および捜査の協力を依頼した。

 フン・セン(Hun Sen)首相は26日にカンポートに到着し、墜落現場の情報提供者に5000ドル(約61万円)の報奨を出すと発表した。(c)AFP/Suy Se