【6月25日 AFP】自動車大手ダイムラークライスラー(DaimlerChrysler)のディーター・ツェッチェ(Dieter Zetsche)CEOは25日、赤字続きのクライスラー部門売却が決まったことで、今後数年に前向きな見通しが持てるようになったと語った。独ベルリンの地元紙ターゲス・シュピーゲル(Tagesspiegel)の取材に応えた。

 同社はクライスラー部門を米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメント(Cerberus Capital Management)に55億ユーロ(約9000億円)で売却すると発表済みだ。ツェッチェCEOは「これで非常に良好な展望を描けるようになった」と語り、「当社の発展を確信しており、これについて年内に声明を発表する。今後数年は良い年になりそうだ」と述べた。

 社名は年内に「ダイムラー」に変更し、小型SUV(スポーツ用多目的車)とEシリーズの新モデルを近く発売する計画だ。

 ツェッチェCEOは「まったく新しい車種で打って出ることは考えていない。個々のモデルの後継車に力を入れる」と語った。(c)AFP