【6月25日 AFP】サッカー、「東欧のマラドーナ」として有名な元ルーマニア代表のゲオルゲ・ハジ(Gheorghe Hagi)氏が、同国リーグで古巣のステアウア・ブカレスト(Steaua Bucharest)の監督に就任することになった。

 ステアウアのオーナー、Gigi Becali氏によると、近日中に同氏との契約が合意に達し、サウジアラビアのアル・ヒラル(Al-Hilal)の監督に就任するコスミン・オラロイウ(Cosmin Olaroiu)前監督の後任を務めることになるだろうと明らかにした。

 ハジ氏は監督就任について「私としては全てOKだ。最善を尽し、クラブと自分の人生において成功を勝ち取れることを望んでいる」と語り、指揮官としての意気込みを語った。

 魔法の左足と視野を武器に欧州で最も有名な選手の一人となったハジ氏は、1986年にステアウア・ブカレストへ入団、その後はレアル・マドリード(Real Madrid)、ブレシア(Brescia)、バルセロナ(Barcelona)、ガラタサライ(Galatasaray)でプレーし、2001年を最後に現役を引退した。

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