【6月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)は、所属するフランス代表FWのティエリ・アンリ(Thierry Henry)のスペイン・リーガエスパニョーラ1部のバルセロナ(Barcelona)への移籍が合意に達したと、正式に発表した。

 アーセナルの公式サイトの中で、「クラブとしてティエリ・アンリの正式な移籍が合意に達した事を発表する」と伝えた。

 アンリは、新聞のインタビューの中でデヴィッド・デイン(David Dein)氏が突如副会長を辞任した事、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督の去就問題などが移籍において大きな要因になったことを明かしている。

 またアンリは、英大衆紙「サン(The Sun)」の中でファンに向けてのメッセージを発表した。

 「思い出す限りアーセナルは私にとって人生の大きな一部分のようなもの。私はクラブの考え方や誠実さに敬意を払いたいが、来シーズンが終わると私は31歳を迎る。アーセン・ベンゲル監督とデヴィッド・デイン氏両方の存在なくして頂点を極めるチャンスはないと思っている。これは単に私個人的の決定で、誰も私に何かを強いる事は出来ないと思う。この移籍は私の正直な気持ちの結果。今はただそうすべきである事をしたような感じでいる」。(c)AFP