【6月22日 AFP】「ブログ(Blog)」「ネチケット(netiquette)」「クッキー(cookie)」「ウィキ(wiki)」――いずれも、「嫌いなインターネット用語」に関するアンケートで栄えあるトップ10にランクインした用語である。

 みごと第1位を獲得し、「見ただけで気分が悪くなり、キーボードに頭を打ちつけたくなる」と評されたのは、ウェブ上での独自の情報収集・分類を意味する「フォークソノミー(folksonomy)」だった。

 以下、おもだった「嫌いな用語」は、次のとおり。
 第2位: ブロゴスフィア(Blogosphere)――ブロガーによって構成されるコミュニティ
 第3位: ブログ
 第4位: ネチケット
 第5位: ブルック(Blook)――ブログを書籍化した本
 第9位: クッキー
 第10位: ウィキ
 
 アンケートは、「ブルック」を対象とした文学賞「Lulu Blooker Prize」の主催により、英国の調査会社YouGovが成人男女を対象に6月初めに実施(有効回答数2091)。結果は21日に発表された。

 6月初めに、英辞書「Collins English Dictionary」が第9版に新たにインターネット関連用語を追加することを発表し、それらの用語に注目が集まっていた。
 
「Collins」第9版に追加されるのは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などの総称である「ミーメディア(me-media)」、神父の説教などをMP3フォーマットに変換して提供するサービス「ゴッドキャスト(godcast)」など。
 
 新語追加にあたっては、ウェブサイト、雑誌、書籍、機関誌、新聞、テレビ番組などで使用された新語25万語をデータベース化し、編集員が検討したという。(c)AFP