HIV児童集団感染、被告6人ら最終陳述
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【6月20日 AFP】医療スタッフが行った輸血でリビア人児童がエイズ(HIV/AIDS)438人に感染した事件で、死刑を求刑されたブルガリア人看護師ら6人がリビアの最高裁判所に上告していたが、首都トリポリ(Tripoli)の同裁判所で20日、被告人の最終陳述が行われた。同日中に論告・求刑および最終弁論までが終了し、判決は7月11日に言い渡される。
最終陳述で被告のパレスチナ人医師1人とブルガリア人看護師5人は、これまで同様、無罪を主張した。
最高裁の外では、感染被害を受けたリビア人児童の家族や遺族らが亡くなった児童の遺影を掲げて集まった。
最高裁は求刑されている死刑を支持すると見込まれているが、判決ではブルガリア政府および欧州連合(EU)との補償和解による減刑に道が開かれる可能性がある。
リビアの最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の子息、Seif al-Islam氏は、イタリアの全国紙コリエラ・デラ・セラ(Corriere della Sera)に対し、「判決が出たらすぐに和解を視野に入れた解決策について乗り出したい」と述べ、感染した児童の家庭が補償を受けられることへの期待を表明した。リビアの関係筋によると、提案された和解案は合意されているという。
匿名で取材に答えたリビア人の弁護人によると、リビア最高裁には死刑を服役刑に減刑する権限がある。減刑された場合は、犯罪者引き渡し条約に基づきブルガリアでの服役が見込まれる。
被告らは1999年2月に逮捕され、無実を主張したが2004年5月に死刑を言い渡された。事件は同国の地中海沿岸の都市ベンガジ(Benghazi)の病院で、輸血を受けた児童438人がHIVウィルスに感染した。これまでに児童56人がエイズを発症し、死亡した。(c)Imed Lamloun
最終陳述で被告のパレスチナ人医師1人とブルガリア人看護師5人は、これまで同様、無罪を主張した。
最高裁の外では、感染被害を受けたリビア人児童の家族や遺族らが亡くなった児童の遺影を掲げて集まった。
最高裁は求刑されている死刑を支持すると見込まれているが、判決ではブルガリア政府および欧州連合(EU)との補償和解による減刑に道が開かれる可能性がある。
リビアの最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の子息、Seif al-Islam氏は、イタリアの全国紙コリエラ・デラ・セラ(Corriere della Sera)に対し、「判決が出たらすぐに和解を視野に入れた解決策について乗り出したい」と述べ、感染した児童の家庭が補償を受けられることへの期待を表明した。リビアの関係筋によると、提案された和解案は合意されているという。
匿名で取材に答えたリビア人の弁護人によると、リビア最高裁には死刑を服役刑に減刑する権限がある。減刑された場合は、犯罪者引き渡し条約に基づきブルガリアでの服役が見込まれる。
被告らは1999年2月に逮捕され、無実を主張したが2004年5月に死刑を言い渡された。事件は同国の地中海沿岸の都市ベンガジ(Benghazi)の病院で、輸血を受けた児童438人がHIVウィルスに感染した。これまでに児童56人がエイズを発症し、死亡した。(c)Imed Lamloun