【6月19日 AFP】英国大手菓子メーカーのキャドバリー・シュウェップス(Cadbury Schweppes)は18日、日本市場でのシェア拡大を目指し、ヘラクレス市場(Hercules)に上場しているキャンデー製造の三星食品(Sansei Foods)に対し友好的な株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。三星食品側の取締役会や主要株主も同意している。買収は、キャドバリーの日本子会社を通じて行われる。

 TOB期間は7月19日までで、価格は三星食品株の15日の終値に68.7%上乗せした2750円。発行済み株式を100%取得する予定で、その額は137億5000万円に上るという。

 キャドバリーは2002年にもホールズ(Halls)などを製造するアダムス(Adams)を買収している。

 キャドバリーのTodd Stitzer最高経営責任者は声明を出し、「三星食品のシュガーレス商品は、ホールズの補完的商品となり、日本市場でますます拡大、そしてさらには海外に展開する可能性がある」とし、「我々はアダムスの買収によって日本のガム市場で大きなシェアを獲得したが、三星食品の買収によってわが社の日本市場での存在感がより高まることになるだろう」と語っている。

 三星食品によると主要株主は、合わせて発行済み株式の44.06%をキャドバリーに売却する。

 三星食品は「我々は今回の売却が、わが社に国際的な菓子メーカーの経営資源やノウハウを享受し、株主により大きな価値をもたらす最良の選択であると信じる」との声明を出した。(c)AFP