【6月17日 AFP】ドイツサッカー連盟(DFB)のテオ・ツバンツィガー(Theo Zwanziger)会長が、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に加入したイタリア代表のFWルカ・トーニ(Luca Toni)とフランス代表のMFフランク・リベリ(Franck Ribery)を「ブンデスリーガへのプレゼント」と語り、両選手がもたらすリーグへの影響に期待を寄せた。

 ドイツの大衆紙「ビルト(Bild)」のインタビューに応じたツバンツィガー会長は「ブンデスリーガは国際的なスター選手を必要としているのでトーニとリベリの加入は我々にとってプレゼントのようなものだ。バイエルンに加入した両選手の影響により国内外問わずブンデスリーガへの関心が高まるだろう」と語り、イタリア代表とフランス代表の一員として06サッカーW杯の決勝を戦ったトーニとリベリの加入がブンデスリーガの人気復興につながると述べた。

 また同会長は「トーニとリベリの加入は、バイエルンに所属しドイツ代表の未来を担うバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)とルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)にとっても大きなチャレンジとなるだろう。彼らはサッカー界でトップであり続けていたいのならクオリティを上げていかなければならず、その義務を負っている。トーニとリベリの存在は彼らにとっても好影響を及ぼすだろう」と語り、共に22歳の両選手の成長にとってもトーニとリベリ獲得は大きな意味を持つことを明言した。

 クラブ史上最高額の推定2500万ユーロ(約41億円)でフランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)から獲得し、昨夏にイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)へ移籍したミヒャエル・バラック(Michael Ballack)の穴を埋める活躍が期待されるリベリは、シュバインシュタイガーと並んで中盤で起用され、トーニは06サッカーW杯でベストヤング・プレーヤー賞を受賞したポドルスキーとポジションを争うか、または前線でコンビを組むものと見られている。

 06-07シーズンは4位に終わり、11年振りに欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)への出場権を逃しているバイエルンは、推定3600万ユーロ(約60億円)を投じてトーニとリベリを獲得するなどクラブ史上例のない規模で補強を急いでおり、他にもドイツ代表のDFマルセル・ヤンセン(Marcell Jansen)、ヤン・シュラウドラフ(Jan Schlaudraff)、トルコ代表のハミト・アルティントップ(Hamit Altintop)、アルゼンチン代表のホセ・エルネスト・ソサ(Jose Ernesto Sosa)を獲得している。またブラジル代表のゼ・ロベルト(Ze Roberto)の獲得も間近とされ、更には06サッカーW杯で得点王に輝いたドイツ代表のミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)にも触手を伸ばしている。 (c)AFP