【6月16日 AFP】13日にニューヨークで開催されたアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)主演の映画『A Mighty Heart』のプレミア上映会において、集まった報道陣に対し、「プライベートな質問は避けること」といった内容の同意書への署名が求められたことに関し、ジョリー本人が「行き過ぎだった」と語った。

 この同意書を書かせたのは、ジョリーの代理人Robert Offer氏だという。上映会に集まった報道陣の中には、署名を拒むものもあり、真実を求めようとして殺害された記者を描いた作品を制作、宣伝しておきながら、このような同意書を書かせるとは裏切り行為だとジョリーを責めるものもあった。

 ニューヨークで開催されたこの上映会は、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(Reporters Without BordersRSF)」への関心を高めてもらうという目的も含んでいた。

 14日に放送されたコメディ・ニュース・ショー『ザ・デイリー・ショー(The Daily Show)』のインタビューでジョリーは司会のジョン・スチュワート(Jon Stewart)に対し、この誓約書はやり過ぎだったと語った。

 「『個人的な質問は行わず、映画に関する質問のみにすること』などと書かれたものに、署名するよう求めるメモがありました」

 「私の代理人が私を守ろうとしてやったことです。しかし度を超えていました。私だったら、そのような同意書は求めません」

 ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙によれば、Offer氏は「この誓約書は愚かで熱心すぎた弁護士」、つまり彼自身が作ったものであり、ジョリーは知らなかったと語ったという。

 「個人的な質問を投げかける報道陣からジョリーを守り、映画の話に限定するために私が作ったものです」

 「しかし、あまりにも露骨でした。良かれと思ってやったことでしたが、どのように受け取られたのかがわかりました」

 ジョリーは2005年に公開された作品『Mr.& Mrs. スミス(Mr and Mrs Smith)』のメディア向けイベントの際も、同様の同意書を書かせていた。このときは、パートナーであり共演者であったブラッド・ピット(Brad Pitt)との関係について、報道があまりにも加熱していたときだった。(c)AFP