【6月16日 AFP】平壌(Pyongyang)で開かれている韓国と北朝鮮による民族統一大祝典で15日、韓国・保守系野党ハンナラ党(Grand National Party)のPark Kye-dong議員に対する出席拒否をめぐり、北朝鮮側は同日予定されていた行事をすべて中止した。韓国の聯合(Yonhap)ニュースが伝えた。

 韓国側の代表は、北朝鮮のPark議員に対する祝典参加拒否は容認できないとしており、また広報担当のコメントとして「北朝鮮側は同議員の出席を拒否した理由について明らかにしていない。特定の議員の参加が拒否されるような行事に韓国側は誰も参加しない」と伝えられた。同議員が所属するハンナラ党は、北朝鮮から繰り返し非難を受けている。

 両者は妥協に至らず、結局行事は中止。16日の祝典続行についても不明となった。

 この祝典は2000年6月に行われた最初の南北首脳会談を記念し、4日間の日程で毎年開催されているが、その後の会談は実現していない。

 今回の事態を前に、韓国からのコメ支援の配給遅延に対して苛立ちを見せた北朝鮮政府が韓国政府の関係者を祝典に招待しなかったため、すでに両国間では摩擦が生じていた。(c)AFP