【6月15日 AFP】F1第7戦・米国GP(United States Grand Prix 2007)の開幕を翌15日に控えた14日、ドライバーズポイントでトップに立っているマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が記者会見を行った。

 ハミルトンは年間総合優勝について話すことは早すぎると主張するが、ライバルたちが心配になるくらいのハミルトンの偉業は、シーズンを通して彼の急成長を維持することになることを予感させる。

 ハミルトンは第6戦カナダGP(Canada Grand Prix 2007)で初優勝を飾り8ポイントを獲得。これによりドライバーズポイントで首位に立った。しかし、今回の記者会見では年間総合優勝の話ではなくF1についてさらに理解を深めることを説明した。

 「年間総合優勝を考えるのは早すぎると思う。今は、毎回心がけている堅実に仕事をするということを全てのレースで実戦しなければいけないだけだ。毎回マシンに乗るときに、新しいことを学んでいるんだ」と話す。

 またハミルトンは「マシンではどんどん居心地がよくなっている。チームやコントロール、ルールや規則と共にね。毎回少しずつ成長しているし、シーズン通して続くだろう」とも話す。

 カナダGPで苦戦を強いられたチームメイトのフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が、チームがハミルトンへより多くサポートをしたと示唆したことについて同選手は驚きを隠せず、ロン・デニス(Ron Dennis)代表やチームからえこひいきを受けたと感じたことはないと話す。

 「アロンソが言ったことはおかしいと思う。彼がチームに移籍してきてから、チームは勝利に対するモチベーションが非常に高まった。チームのロンや他のスタッフは私たちにきちんと平等にチャンスがあるように全力を尽くしてくれている。もしかしたら彼はスペイン人で私は英国人という理由から彼はそう感じているのかもしれないけど、私としては賛成しない」と反論した。

 ハミルトンはワシントンとニューヨークで忙しい日を過ごした後、加熱する英国メディアからの取材はシャットアウトされた。これは「ブリックヤード」の愛称で親しまれ、IRLインディカー・シリーズ第5戦、インディアナポリス500(Indianapolis 500)の会場となるなどモータースポーツで有名な会場の一つであるインディアナポリス・モーター・スピードウェイで、6試合連続の表彰台を見据えるハミルトンにとって集中できる素晴らしいことである。

 ハミルトンは「いつものレースと同じようにここに来た。とても興奮しているよ。どんなドライバーにとってもここに来て戦える機会があることは素晴らしいこと。何年もインディアナポリス500のレースを見てきた。ものすごいレースだし毎回生で見たいと思う。でもこのサーキットでレースができるなんて凄いことだよ」と話している。

(c)AFP