ワルトハイム元国連事務総長、死去
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【6月15日 AFP】元国連(United Nations、UN)事務総長のクルト・ワルトハイム(Kurt Waldheim)元オーストリア大統領が14日、心臓疾患のため死去した。88歳。
ワルトハイム元大統領の家族がオーストリア通信(APA)に語ったところによると、元大統領は5月に心臓発作で倒れ、以来療養していたが、前週ウィーンの病院を退院。14日、家族に看取られて亡くなったという。
ワルトハイム元大統領は1972-82年に国連事務総長を務め、この間、世界中を周り同氏の「キリスト教的世界観」を説いた。また、カンボジア難民救済のために国際会議やコンサートを主催するなどした。
その後1986年に大統領選で勝利し、92年にまでオーストリア大統領を務めたが、同氏がバルカン(Balkans)半島で従軍中に、直接関与はしていないとしても少なくともナチスの戦争犯罪については知っていたとの報道を受け、在任中はこの問題をめぐる国際的騒動の中心にいた。
この問題により同氏の名声は汚され、同氏は関与を一切否定したものの、国際的外交舞台においては事実上孤立するようになっていった。(c)AFP/Gabrielle Grenz
ワルトハイム元大統領の家族がオーストリア通信(APA)に語ったところによると、元大統領は5月に心臓発作で倒れ、以来療養していたが、前週ウィーンの病院を退院。14日、家族に看取られて亡くなったという。
ワルトハイム元大統領は1972-82年に国連事務総長を務め、この間、世界中を周り同氏の「キリスト教的世界観」を説いた。また、カンボジア難民救済のために国際会議やコンサートを主催するなどした。
その後1986年に大統領選で勝利し、92年にまでオーストリア大統領を務めたが、同氏がバルカン(Balkans)半島で従軍中に、直接関与はしていないとしても少なくともナチスの戦争犯罪については知っていたとの報道を受け、在任中はこの問題をめぐる国際的騒動の中心にいた。
この問題により同氏の名声は汚され、同氏は関与を一切否定したものの、国際的外交舞台においては事実上孤立するようになっていった。(c)AFP/Gabrielle Grenz