【6月13日 AFP】ロサンゼルス郡管理委員会の週会議で12日、郡保安官事務所に対し、パリス・ヒルトン(Paris Hilton)受刑者に関する優遇措置への質問要求を可決した。同事務所は前週、ヒルトン受刑者を仮釈放した理由を説明するよう、命令を受けた。「セレブに対する裁き」をめぐり、激しい非難と疑惑が巻き起こっている。
 
 45日間の禁固刑判決を受けたヒルトン受刑者は、3日間だけ収監された後、非公表とされた健康上の理由から仮釈放された。その後再収監されたが、その際に人権活動家や役人たちの怒りを買った。彼らは、ヒルトン受刑者がどのような健康状態であれ、刑務所の医療施設で治療可能と考える。

 活動家のAl Sharptonさんは「彼女は白人で、裕福だったために早く釈放されたのだ」と語り、ラッパーたちが同様の早さで釈放されるかは疑問だとした。

 ロサンゼルス郡保安官事務所のリー・バカ(Lee Baca)郡保安官は、ヒルトン受刑者への便宜疑惑を否定。むしろ彼女がセレブであるためにより厳しい判決を受けたのだと語り、ロサンゼルス市の弁護士と議論になっている。

 刑務所の外に取材陣が殺到する中、所内の医療施設で服役中のヒルトン受刑者を両親が訪ねた。面会を終えたキャシーさんは「ご存じの通りです」と記者にコメント。「娘は刑期をまっとうして、これを乗り切りたいだけです」。

 酒気帯び運転の保護観察処分違反で45日間の禁固刑判決を受けているヒルトン受刑者は、「模範的な態度」で服役すれば、6月26日に釈放される予定だ。(c)AFP/Getty Images Mona Shaefer Edwards