【6月13日 AFP】国営新華社(Xinhua)通信は12日、中国南西部四川省(Sichuan)チベット(Tibet)自治区との境界に近いゴンガ(Gongga)山で、26年前に行方不明となった日本人登山家8人のうちの1人と思われる遺体が発見されたと伝えた。

 新華社通信によると、その男性の遺体は4日、薬草を摘みに来ていた地元住人によって標高4040メートル地点の氷河で発見されたという。

 また四川省山岳協会当局者のコメントとして、遺体の男性の身元はまだ判明されていないが、着衣と装備品から1981年に標高7450メートルの登頂を目指した日本人登山隊の1人だと思われると伝えた。

 同当局者は、男性の身元判明のためDNA検査が行われており、日本山岳協会にも連絡されているとも述べたという。

 1981年5月、日本人12人で編成された登山隊がゴンガ山山頂に向けて出発したが、途中で滑落、うち8人が遭難した。数年にわたる捜索が行われたが彼らを発見することはできなかった。

 四川省山岳協会の同当局者は、地球温暖化で当地の氷山が溶けたことにより遺体発見が可能になったのではないかと推測する。

 北京(Beijing)在中国日本大使館は、同報道の確認がまだ取れていない。(c)AFP