【6月11日 AFP】サッカー、2007-08シーズンからイタリア・セリエAに昇格するユベントス(Juventus)のダビド・トレゼゲ(David Trezeguet)が、チームとの契約交渉が不調に終わった事を明らかにし、チームを退団することが濃厚となった。

 チームが不正スキャンダルによりセリエB降格を余儀なくされた06-07シーズンもチームに残留し、15得点を挙げる活躍で1年でのセリエA復帰に貢献した同選手は、現地10日に行われたスペツィア(Spezia)戦終了後にスカイ・イタリア(SKY Italia)のインタビューに応じ「ユベントスに残留する見込みは無い。今季はクラブに頼まれて残留し、全力を尽くしてやれる事はやった。だけどチームは他の考えを持っているようだ。僕はまだここでプレーしたかったけれど、残念だがチームからは信頼されているとは思えなかったし、必要とされていないと感じた」と語り、チームへの不満を露わにしながらも「これから休暇に入り、チームからの連絡を待つ事になる。僕の去就は彼ら次第だ」と今後の交渉次第では残留する事に含みを持たせた。

 これを受けてユベントスのジャン・クロード・ブラン(Jean-Claude Blanc)代表取締役は「クラブに全ての非を押し付けるのは簡単だ。我々は9月から11月にかけてオファーを出したけれど、彼がサインをしたくないと断った。再び話し合いの場を設ける事になるだろうが、トレゼゲはユベントスのシャツを身に着ける事が名誉であることを思い出さなくてはならない」とトレゼゲの発言を批判しながらも、「我々の目標はモチベーションのあるベストプレイヤーを全員残留させる事だ。チームは彼が残留して全ての試合で力を発揮してくれる事を望んでいる」と語り、同選手の残留に力を尽くす事を強調した。(c)AFP